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塗装を行うタイミング‼

気付いていますか?住まいからのSOSサイン!!

 

住まいの築年数が経過していくと共に外壁や屋根には様々な劣化の症状が発生します。

それらの症状を知って、計画的に外壁塗装をしていけば大切な住まいの寿命を延ばしていくことができます。

 

今回は、住まいからのSOSサインとして様々な劣化の症状を解説していきますので住まいのメンテナンスの参考にしていただければと思います。

 


1.チョーキング

 

 

 

外壁に触れた時に手などに「白い粉」がつくことがありませんか?。

 

それがチョーキングという症状です。

黒板などに書くチョークの粉に似ていることから「チョーキング」と言われているようです。

 

このチョーキングは、塗っていた塗料の耐用年数が過ぎてくると、紫外線や風雨などで表層樹脂が劣化し、塗料の粉化が起こり、触ると手などに付着します。

このような状態を放置し続けると塗膜の防水効果が失われ、ひび割れやカビ・コケ等の繁殖の原因となります。

 

チョーキングは塗膜の経年劣化によるもので、塗装時期のサインですが、あくまでもサインです。

素人営業マンは、壁を触って白い粉(チョーキング)を見せながら、防水がきれて大変だと言う時は、放っておけば大丈夫です。

 

ですが、住まいのメンテナンス意識の高い方はこの症状が出る頃には、ご相談をいただいていて、外壁塗装の計画を立てています。

焦って間違った業者やプランを選び失敗した事例も良く聞きますので、早い段階から塗装工事を計画しましょう。

 

 


2.クラック

 

 

 

クラックとは外壁に入っている亀裂やひび割れの事を言います。

原因としては、経年劣化、乾燥収縮や膨張、地震などの揺れ、塗料の馴染みが悪いなどが考えられます。

 

クラックでも太さが0. 3mm以下の髪の毛くらいの細いものをヘアークラックといいます。

この程度のひび割れなら、経年劣化により塗膜の柔軟性がなくなったことが原因の可能性が高く、早急な修繕は必要ありませんが、サインの一つとして見落とさないようにしましょう。

 

ひと目見て気付くほどのクラックがある場合には、建物の躯体と呼ばれる構造内部まで影響を与えている可能性があります。

クラックから雨が侵入すると雨漏りの原因や躯体にも悪影響が出る為、部分的な応急処置をおすすめします。

その際は使用する材料や補修方法によっては、後々の外壁塗装に不具合が出る可能性がある為、業者に相談するか、ご自分でされる場合はよく調べて行う必要があります。

 

 


3.変色・色落ち・汚れ

 

 

汚れなどは時間の経過とともに出てくるものですが、汚れが付きやすくなってきたり、落ちにくくなってくる原因は塗膜の性能低下が考えられます。

 

塗料の耐用年数が過ぎると塗膜を守る樹脂が劣化し、顔料に影響が出てきます。

 

外壁の色褪せは塗膜劣化が始まっているサインでもありますので注意しておきましょう。

 

 


4.カビ・藻・コケ

 

 

 

外壁の防水機能が高いうちは繁殖しにくく、防水機能が衰えて雨水などが浸み込みやすくなると

カビ・藻・コケは発生します。

これらは、胞子を飛ばしてどんな場所にでも根をおろし、特に、湿気が多く乾燥しにくい部分や

日当たり、風通しの悪い場所に多く繁殖して見た目を劣化させてしまいます。

 

カビ・藻・コケが見られる外壁も劣化が進んでいるサインの一つと考えてください。

 

高圧洗浄などで、ある程度の汚れは落ちますので洗ってあげると綺麗になります。

ですが、必要以上の高圧洗浄をかけたり、擦りすぎたりすると塗膜を傷つけて劣化が進む場合がありますので注意しましょう。

 

 


剥がれ・浮き・膨れ

 

 

 

塗装がボロボロ破れたり、水膨れのようにぷくっと膨れたりしていませんか?

 

下地と塗膜の間に水が入ることが原因で、経年劣化もありますが、適切な下地処理が行われていないなどの密着不良も考えられます。

このままの状態を放置し続けると、外壁は保護機能がゼロに近い状態なので、建物の下地まで劣化が進む可能性があります。

雨漏り、密着不良、室内の水回りからの影響など、いろいろな原因が考えられますので、一度、専門家の診断をお薦めします。

 

 


シーリングの劣化

 

 

 

シーリング(コーキングとも呼びます)とは、建物の隙間などに埋め込まれているゴム状のものです。

サイディングとサイディングの間を繋いでいるものがイメージしやすいかと思います。

 

このシーリングも年数が進むにつれ、徐々に硬くなっていくので、ひび割れ、肉痩せ、剥がれなどを見つけたら要注意です。

クラックと同じく劣化が進むと雨水が侵入して、雨漏りの原因、躯体の劣化に繋がります。

 

サイディング、ALC壁の建物は外壁塗装と同時にシーリングの増し打ち、打ち換えなどの作業が必須となってくるでしょう。

 

 


まとめ

 

住まいの寿命は、私たちの健康とまったく同じで、愛情をかけて大切にするのと、少しぐらいは・・・と、見過ごすのとでは長い年月の間に大変な差がでてきます。

家屋の劣化も早めに手当てすれば健康と同じように大事にはいたりませんし、逆に放置してしまえば家屋の躯体までも悪くなってしまい、修繕には多額の費用や時間が必要になってしまいます。

 

住まいからのSOSサインを見逃さず、外壁塗装を適切なタイミングでおこなうことで、家屋を長持ちさせることができます。

定期的なメンテナンスで大切な住まいの寿命を延ばしましょう。

 

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